『発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム』のご紹介
多くの方からご要望をいただいていたことがあり、これまで、専門家向けに非公開で行ってきました、WISCやWAISに関するマンツーマン形式の『発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム』をご予約枠として新設し、開放することにしました。
カリキュラムでは、WISC-ⅤやWISC-Ⅳ、WAIS-Ⅳといった検査を実際に使用します。
なお、この『発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム』は、WISCやWAISの検査レポートを目にする機会がある、下記の専門家の方たちを対象としています。
- 臨床心理士やスクールカウンセラー
- 医療関係者(言語聴覚士や作業療法士など)
- スクールソーシャルワーカー
- 学校教師
- 養護教諭
- 幼稚園教諭
- 保育士
- その他
WISC-ⅣやWISC-Ⅴ、WAIS-Ⅳの名前はなんとなく聞いたことがあるけれどよく知らない、という初心者レベルの方で全く問題ありません。むしろそういう方が対象です。
WISCやWAISについて勉強したい、スーパーバイザーがほしい、だけど講習会や勉強会に参加するのは難しい、といった方にオススメのサービスとなっております。
なお、一般の方、つまり検査を受ける当事者の方や、その親御さんにはお受けいただくことができません。
ただし、上に挙げた専門家以外の方で、ご自身が『その他』に含まれる専門家なのではないかと思われる方、この教育カリキュラムを受けてみたいと思われる方は、お気軽にお問い合わせください。
発達障害に関する理解が求められる現在社会において、WISCやWAISといったウェクスラー式検査の理解は必須といえますが、実際はよくわからないし学ぶ機会もあまりない、という方が多いのではないでしょうか。
専門家の方たちとお話ししていてよく耳にするのが、『お子さんのWISCレポートを親御さんから見せられてどうすればよいのか相談されたのに、WISCのことをよく知らないためにちゃんとアドバイスしてあげられなかった』といったエピソードです。
そこで、この『発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム』では、マンツーマンレッスンで全2回のカリキュラムを受けていただくことにより理解を深め、そういった場面でしっかりアドバイスできるようになることを目指します。
また、希望される方には、実際にテスターとして検査をとれるレベルまで、継続的にスキルを学んでいただくこともできます。
よくある検査の概説や、小難しい理論的な内容ではなく、『だったらどうすればよいのか』という実践的な内容となっております。
WISCやWAISの勉強会などはそこかしこにありますが、勉強会のようなやり方では、いわゆる『やってる感』を得ることはできますが、実際はそれほど理解が深まりません。
上記は私の個人的な考えですが、そういった勉強会に参加されたことがある方には、なんとなくおわかりいただけるのではないでしょうか。
こういったことは、とにかく実際に体験していただくのが何よりの近道です!
実際のカリキュラムと進め方
具体的にどのように進めていくかというと、以下の流れとなります。
なお、『発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム』では、WISCやWAISの概説は最小限の内容とさせていただきます。
そういったことは参考書やネット記事に書かれていますし、それほど重要ではないからです。
1回目:発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム(最長で150分)
- まず、WISCやWAISの概説をさせていただきます。お時間は30分かからないくらいです。
- その後、実際にウェクスラー式検査を受けていただきます。検査内容につきましては、事前に打ち合わせをさせていただきます。検査を終えられた時点で1回目は終了です。
2回目:発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム(90分)
- 1回目で受けていただいた検査結果について、詳しく説明させていただきます(簡易レポートをお渡しします)。
- 実際に、さまざまなパターンのケース資料をもとに、どのように検査結果を読み取るのか、学校や職場においてどのように活かしていくのかをお伝えいたします(資料をお渡しします)。
など
3回目以降:発達・知能検査マンツーマン教育カリキュラム』(90分:希望される方のみ)
- 3回目以降は、希望される専門家の方のみです。他機関で検査を担当する機会がある方向けに、検査データをお持ちいただけるようでしたら、それをもとにスーパーバイズさせていただきます。
- 実際に検査をとれるテスターを目指される方には、実践的な訓練(検査実施→検査結果算出→レポートにまとめ→フィードバックの流れ)を繰り返すことで、スキルを磨いていきます(有資格者のみ)。
- お持ちいただく検査データは、個人情報に配慮した形式のものをお願いいたします。
など
ご注意